妊娠中はまったく問題がなかったと言っていいほど順調に進みました。このあたりは個人差の問題で、単角子宮でもそうでなくても関係ないのかもしれません。
つわりがなかった妊娠初期
卵管造影検査をしたクリニックは不妊専門ではなかったものの、単角子宮のリスクを考え、万が一に備えて大きな病院に転院しました。
転院先の総合病院の先生も単角子宮を気にしていないタイプで「普通に産めますよ」と言ってくれたので安心しました。
つわりはほとんどなく、従来どおりの生活を送っていました。
ただ、ぼーっとする感じはありました。電車に乗り間違えることはほとんどないわたしが、2回ほど間違ってショックでした。
両親に伝えた妊娠中期
単角子宮はリスクが高いという思い込みがあり、万が一のことがあったら大変だと思っていました。そのため、妊娠したことを両親にもなかなか言えませんでした。
いま思えばもっと早いうちに言えば良かったと思いますけどね。両親に伝えたのは妊娠21週のときでした。初孫なので、とても喜んでくれました。
体重増加も母子ともに普通、その他高血圧やむくみの心配もなく、病院のマタニティヨガにも行っていました。
逆子が直った妊娠後期
わたしは左側の子宮しかありません。「おなかも左側だけ大きくなるのかな?」と思っていました。しかしそんなことはなく、全体的に大きくなりました。
ただ、注意深く見るとおへその位置がずれていて、左側のほうが大きくなっていることがわかります。胎動を感じるのもいつも左側でした。
29週で逆子と言われました。子宮が狭いので心配していたものの、逆子運動をがんばったら31週にはもとに戻りました。よく「逆子が直る瞬間がわかった」という話を聞きますが、わたしはわかりませんでした。
頸管長が短くなった出産直前
妊娠34週のときに引越しをしました。自分は簡単な掃除や片づけしかしませんでしたが、産後に引っ越すよりはずっと良かったと思います。
一度、頸管長が12mmになりました。張り止めの薬を飲んで自宅療養になりました。12mmぐらいだと入院する人もいるみたいですね。そのあたりは先生の判断次第ということになるのでしょう。
結果、めでたく37週を迎えるのでした。
次の記事ではいよいよ出産です。