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わたしは結婚してから3年経っても子どもができませんでした。
産婦人科を受診したところ、子宮のサイズが通常の半分しかない単角子宮だと判明。

一説には不妊や難産になると言われていますが、わたしは卵管造影検査の後に自然妊娠することができ、妊娠中は何事もなく、出産も普通分娩でした。

単角子宮でも無事に妊娠・出産できたという体験談を載せることで、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないと思って記事を書くことにしました。

載せてみると「単角子宮」という検索ワードでお越しくださる方がちらほらいて、けっこう単角子宮の人がいるのかもしれないと思いました。

単角子宮は不妊や難産などとネガティブに語られることが多いので、妊娠する前から不安に思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

自然妊娠で普通分娩、それもかなりの安産だったわたしのブログを見て、一人でも前向きな気持ちになってくださるのなら何よりです。

※このサイトは個人的な体験談を載せています。
単角子宮や妊娠・出産について、気になることは医師に相談してください。

ベビメモ記事一覧

わたしの妊活まとめ

妊娠するまでの間、いろいろなことを試していました。
あまり関係ないことも多いかと思いますが、つれづれと書いてみます。

ヨガ

ヨガ

スポーツ全般が苦手でこれまで何の運動もしてこなかったわたし。運動不足すぎて妊娠しないのではないかと思っていました。

なにか運動しようかな~と思っていた頃、職場にいた健康オタクの女性から「これまで運動をしていなかった人はヨガをやるといい」とすすめられました。

近所のカルチャースクールへ

近所のカルチャースクールでヨガをやっていたので、行ってみることに。パワーヨガとかホットヨガではなく、普通のヨガでした。

先生1人に対し、生徒が2人~3人という少人数制でした。定員は10人だったので、単純に人がいなかったみたいです。「こんな感じで経営は大丈夫なのかな?」と心配していたら、その後つぶれてしまいました。

ヨガ教室からセルフヨガへ

全然威張れることではないのですが、わたしはとにかく長続きしない性格のため、2ヶ月で退会しました。決まった時間に決まった場所に行くことが面倒くさくて嫌になってしまうのです。同じ理由から、不妊治療も通えませんでした。

ヨガ教室は2ヶ月で諦めたものの、ヨガ自体は楽しいと思ったので、家でDVDを見ながらセルフヨガを続けることにしました。

ヨガ教室で基礎を習っていたので、DVDを見ても「これはあのポーズだな」と流れがわかりました。たとえばヨガの基礎である太陽礼拝も、いきなりDVDを見てやるとなると難しかったと思います。

体験レッスンだけでもOK

体験レッスンで数回行くだけでもいいかもしれません。できれば少人数制のクラスがいいですね。「○○さん足が上がっていません」などアドバイスしてもらえるので、確実に上達します。

ホットヨガスタジオのLAVAでは体験レッスンを受け付けています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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市比賣神社参拝

市比賣神社参拝

市比賣神社(いちひめじんじゃ)は京都にある神社です。女人厄除けの御利益があり、女性の願い事全般を叶えてくれると言われています。

市比賣神社について

市比賣神社は京都の河原町五条にあるのですが、結構マイナーかもしれません。母と妹と3人で京都駅からタクシーに乗って訪れたのですが、運転手さんが市比賣神社を知りませんでした。

たしかバスでは「女人厄除けのいちひめじんじゃには次が便利です」というアナウンスがあったと思います。その運転手が知らなかっただけか、本当に知られていないのか、定かではありません。

姫みくじ

実際に行ってみると小規模でかわいらしい神社でした。わたしたち以外にも何組か参拝客が訪れていました。

「姫みくじ」というおみくじ兼お守りが売っていたので、妹とひとつずつ購入しました。卵ぐらいの大きさで、だるまのような形におひな様のようなデザインです。

中に入っているおみくじには子宝を授かる旨が書かれていて、「おっ」と思ったものです。お守りは持ち帰って家のテレビ台に置いておきました。

当時は「こんなので授かったら苦労しないよ」と思ったものですが、その数ヶ月後に授かることになりました。多少はご利益があったのかもしれません。

困ったときの神頼み

京都には市比賣神社以外にも多くの神社があります。神頼みも馬鹿にできないものですから、リサーチして「ここだ」と惹かれる神社を見つけて訪れてみてはいかがでしょうか。

市比賣神社の公式サイトはこちらからご覧いただけます。
市比賣神社公式サイト

半身浴

半身浴

知り合いのご主人が鍼灸師で健康相談をやっているというので、なんとなく行ってみました。そこですすめられたのが、半身浴です。

謎の鍼灸師

紹介されたご主人は不思議な雰囲気の人で、正直なところ「この人大丈夫なのだろうか…」と思ってしまいました。

怪しいとはいえ、ちゃんと有資格者です。脈を診てもらったりツボを触ってもらったりした結果、血の巡りが悪いということを言われました。

本当はウォーキングなど軽い運動をしたほうがいいということでしたが、わたしは長続きしない性格で、なるべく家から出たくないことを話したところ、半身浴をすすめられました。

半身浴にチャレンジ

半身浴というのはかなりぬるいお湯でやるみたいです。しかし推奨されている38℃~39℃でやってみたら寒くてしかたなかったので、熱めのお湯で入っていました。

本やスマホを持ち込む人もいますが、文字を読まずにリラックスするのがいいそうです。

わたしはスピーカーを付けたiPodをジップロックに入れて、音楽やポッドキャストを聞いていました。だいたい1時間ぐらい入っていたでしょうか。

アロマオイルや入浴剤を入れたこともありましたが、あまり変化が感じられないので普通のお湯で入りました。

なんとなく効果があったような

もともとわたしはお風呂があまり好きではありません。小さいころからの習慣なので、毎日惰性で入っているという感じです。

そのため、半身浴も気乗りしませんでした。最初はしぶしぶやっていましたが、身体が温まる感覚は結構いいものだと知りました。特に下半身が温められるのは効果があったような気がします。

よく寝る

よく寝る

妊娠前のわたしは1日にトータル10時間ぐらい寝ていました。夜は7時間、主人が出かけてから午前中に2時間、午後に1時間ぐらいのペースです。お仕事をされている方には難しいかもしれません。

寝ることによる効果

寝て体を休めることはもちろんのこと、ネットから離れることができたのがよかったのだと思います。

わたしはネット依存気味で、起きているとついついパソコンやiPadを見ていました。布団に入って寝ている間は、ネットから離れることができます。

身体を緩めることが必要

じっと画面を見つめているのは身体によくありません。特に妊娠を望んでいる女性にとっては、画面を見ずに身体を緩めることが重要なのだそうです。横になっていることで肩や背中の疲れも軽減されます。

本当は外に出るのがいいのかもしれませんが、家が好きなので極力出かけたくありません。だからといって掃除や洗濯だけで一日を過ごすのは難しいでしょう。

空き時間、ついついネットをしてしまうものですが、そこをこらえて布団に入って横になっていました。

赤ちゃんを迎える準備だった?

ただの怠け者じゃないかと思われそうですが、妊娠直前には本当によく寝ていたので、赤ちゃんを迎える準備のために眠くなっていたのだろうと都合よく考えています。

しかも赤ちゃんが産まれてからは、まとまった睡眠がとれません。妊娠前、妊娠中は思う存分寝ておきましょう。

食生活の見直し

食生活の見直し

妊娠しやすい食生活というのがあるのかもしれませんが、それほど意識していませんでした。もともと3食きちんと食べる生活でしたから、妊娠前に特別なにかが変わったというわけではありません。

牛乳を飲まない生活

ただ、ひとつだけ思い当たることがあります。妊娠したころ、牛乳絶ちをしていました。

わたしは牛乳が好きでよく飲んでいたのですが、身体を冷やすから良くないという話を聞いて、しばらく休んでいたのです。

代わりにときどき豆乳を飲んでいましたが、牛乳ほどは飲んでいませんでした。豆乳はイソフラボンが豊富で女性におすすめだと言われていますが、牛乳好きにとっては味が薄くて物足りないんですよね。

牛乳を完全にやめて豆乳にすればいいかというとそういう話ではないと思うので、どちらもほどほどに飲んだらいいと思います。

お肉をたくさん食べた

あと、妊娠直前はお肉を食べる機会が多かったです。お肉はあまり良くないと言う人もいますが、体を温めたり力を付けたりする効果があったのかもしれません。

サプリは効果があるのか?

サプリなどは特に飲んでいませんでした。妊活サプリはいろいろとありますが、効果があるかどうかはわかりません。

葉酸は妊娠中にも必要な栄養素なので、摂っておいてもいいんじゃないかな? という気はします。


冷えとり

冷えとり

わたしはとても冷え性です。それが原因で子どもができないのではないかと薄々思っていました。少しでも冷え性改善になればと思ってはじめたのが冷えとり靴下です。

冷えとり健康法

なにかの雑誌を読んでいて、冷えとりという健康法があることを知りました。なんでも、靴下を重ねばきすることで下半身を温めるとのこと。

天然素材のレギンスを履くとか夏でも湯たんぽを入れるとか、いろんな方法があるようですが、とりあえず冷えとり靴下を履いてみました。

ネットで検索すると安いものから高いものまでいろいろと出てきます。まずは安いものでも十分なのではないかと思います。

冷えとり靴下を履いてみた

はじめる前は「何枚も靴下を履くと気持ち悪いのではないか」と思っていましたが、意外とそんなことはなくて、すんなりなじむことができました。

冷えとり上級者は靴下の重ねばきに合わせた靴を用意するみたいですが、わたしは4枚以上履くのは家にいるときだけで、外出の時は2枚だけにするなど、あまり熱心にやったわけではありません。

出産のときも履いていた

出産のときにも靴下を4枚履いていました。初産にもかかわらずスピード出産できたのも、冷えとり靴下と少しは関係あるのかもしれません。

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単角子宮ながら短時間で無事出産

先祖のお墓参り

先祖のお墓参り

「ご先祖様のお墓参りに行ったら妊娠した」という話をときどき聞きます。あくまで迷信の類だと思いますが、わたしもたまたまお墓参りに行った後に妊娠しました。

主人の祖父母のお墓へ

行ったのは主人の父方の祖父母のお墓です。主人の実家から車で30分ぐらいの墓地にありました。曲がりくねった坂道で、普段車酔いしないわたしも気持ち悪くなったものです。

主人の祖父母は3人の子どもに恵まれました。長男である義父は未熟児で生まれ、長く生きられないだろうと言われていたそうです。

「名前を付けなくてもいい」とまで言われたそうですが、祖母が懸命に世話をしたとのこと。義父は60を過ぎた今でも元気に暮らしています。

主人の祖母には結婚前に一度会っています。わたしたちが結婚した年に残念ながら亡くなってしまいました。妊娠直前のタイミングで、お墓に行くことができて良かったと思います。

漢方薬

漢方薬

妊娠1年前ぐらいから、クリニックで処方された漢方薬を飲んでいました。なんとなく効果があったような気がします。

漢方薬局とクリニックの違い

街中によく「子宝相談」とか「体質改善」と書かれた漢方薬局があります。あの手の薬局で売っている漢方薬は高いです。月に数万円かかることも少なくありません。妊娠するまで飲み続けなくてはならないというのは結構大変です。

わたしは漢方に詳しいお医者さんがいる内科クリニックに行って相談しました。保険適用なので漢方薬局と比べるとかなり安く済みます。

2ヶ月に1回通っていましたが、診療費と薬代でだいたい5,000円ぐらいだったでしょうか。内科なので婦人科よりも待ち時間が少ないというのも良かったです。

東洋医学では不妊という症状だけでなく全身状態を見てくれます。そのお医者さんも脈をとったりお腹を触ったりして、わたしに合った薬を選んでくれました。

妊娠のために飲んでいた漢方薬

よく処方されていたのはメジャーな「当帰芍薬散」です。ドラッグストアで売っているものと成分は同じですが、処方薬は量が違います。

漢方薬を1年ほど飲み続けたころに妊娠しました。妊娠したときに処方されていたのは「温経湯」でした。

妊娠中も当帰芍薬散を飲み続けました。先生によると「元気な赤ちゃんが産まれやすくなる」とのことでした。本当かどうかわかりませんが、娘はたしかに元気な赤ちゃんだったので、多少は関係があるのかもしれません。

即効性はない?

よく言われているように、漢方にはあまり即効性はないみたいですね。生理周期が整うという触れ込みもありますが、わたしの場合は飲み続けても基礎体温はガタガタでした。

漢方の先生が癒し系だったため、ヒーリング効果があった可能性もあります。わたしが妊娠したことを知って、とても喜んでくれました。

クリニックはこちらのサイトで探しました。

漢方、漢方薬に詳しい病院検索ができる「漢方のお医者さん探し」

市の不妊相談

市の不妊相談

不妊で思い詰めるほどではなかったものの、だれかに話を聞いてほしい気持ちはありました。いきなりクリニックに行くのはハードルが高かったので、まずは市の不妊相談を受けてみました。

無料の不妊相談

わたしが行ったのは、助産師さんが不妊に関する相談に乗ってくれるというものです。市の保健センターの相談室で1対1で行われました。予約制だったので、待つことなくはじまりました。

助産師さんの言うことは、ネットでそれまで調べていた情報とそれほど変わりありませんでした。市内の産婦人科の情報も教えてくれましたが、だいたいネットで書いてあるようなことだと思いながら聞いていました。

耳の痛い意見を言われた

しかし1対1で相談するというのは意義深いことだと感じました。というのも、耳の痛い意見も言ってくれたからです。

わたしは当時28歳でそれほど焦っていなかったのですが、その助産師さんは「のんびりしていられる年齢ではない」とはっきり言っていました。

40代でも妊娠は可能ではありますが、やはり年齢が進むにつれて妊娠しづらくなりますし、その後の育児も大変になると言います。

不妊検査のためクリニックを受診

まずは不妊の検査だけでもしたほうがいいとアドバイスされ、重い腰を上げてクリニックを受診することになりました。

それがきっかけで卵管造影検査を受けることができたので、あの相談も無駄ではなかったと思います。

卵管造影検査

子宮

卵管造影検査を受けたのも妊活の一環という感覚でした。不妊治療に通院するつもりはなく、一応検査しておこうぐらいの気持ちだったのです。それで思わぬ事実を知ることになりました。

卵管造影検査は痛い?

わたしはかなり痛みに弱い体質です。小さなころから「大げさに痛がりすぎだ」と親に言われていました。

そんなわたしがとにかく痛いと言われる卵管造影検査をすることになりました。

ネットの評判を見て戦々恐々としていましたが、中には「痛くなかった」という人もいます。何の根拠もなく「わたしも痛くないかもしれない」と思い込んでいました。

卵管造影検査当日

「わたしは大丈夫」と自分に言い聞かせていたため、当日もそれほど緊張していませんでした。検査前に痛み止めの座薬を入れるように言われて、自分で入れました。

どんな検査をしたのか、いまではあまり覚えていません。造影剤を流し込まれたときには確かに痛かったですが、終わったらすぐに痛みが引きました。手に力を入れすぎて、しびれていたのを覚えています。

少し休憩して、結果を聞いて、帰宅しました。帰ってからも特に何の違和感もありませんでした。

単角子宮にびっくり

この卵管造影検査で、自分が単角子宮であることが判明しました。子宮が普通の人の半分しかないと知ってとにかくびっくりしましたが、先生は「特に問題ないです」と言っていました。

ネットで単角子宮を調べてみると「妊娠できない」とか「帝王切開になる」とか書いてあることが多いです。

しかしわたしは単角子宮でありながら自然妊娠・普通分娩だったので、いろんなケースがあるのだと思います。

単角子宮が判明したときの話は、こちらの記事で詳しく書いています。

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わたしのこと

現在わたしは一児を育てながら、趣味でブログをやっています。
詳しいプロフィールや、ほかのブログへのリンクはこちらのページにあります。あわせてご覧いただけると幸いです。

宮島未奈
宮島未奈のホームページです。1983年静岡県生まれ。滋賀県在住。「ありがとう西武大津店」で第20回R-18文学賞大賞・読者賞・友近賞を受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』で2023年デビュー。第196回コバルト短編小説新人賞「二位の君」。
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