まさかの単角子宮が判明した卵管造影検査ですが、その周期の次の次の周期に妊娠しました。
卵管造影検査後数ヶ月は卵管の通りが良くなって妊娠しやすくなると言われています。いわゆる「ゴールデン期間」と呼ばれる時期ですね。
便宜的に番号を振ります。
周期1 卵管造影検査、その後無排卵で強制リセット
周期2 卵胞チェック・排卵確認したもののリセット
周期3 面倒になって通院をやめ、自己タイミングで妊娠
当時はしっかり基礎体温表をつけていたのですが、捨ててしまったみたいです。そのため、記憶を頼りに書きます。
周期1 卵管造影検査~強制リセット
卵管造影をして1週間ぐらい後にクリニックで卵胞チェックをする予定だったのですが、体温が低温のまま出血がはじまり、プラノバールで強制リセットすることになりました。
無排卵はそれまでもよくあることだったので「まぁ仕方ないかな~」という感じでした。
周期2 クロミッドで排卵誘発
プラノバールを10日ぐらい飲んで、その3日後に出血がはじまりました。
出血がはじまって3日目にクリニックに行き、クロミッドを処方されました。
その1週間後に卵胞チェックをして、結構育っているようだったので、その3日後にタイミングを取りました。念のためヒューナーテストもやりましたが、何の異常もないとのこと。
排卵も確認されたので、着床を助けるためのhcg注射をしました。
なにもしなかった周期3
結局また出血が始まって、面倒になって通院をやめました。なんというか根気がないですね。
しかし、一応自分なりの理由がありました。周期2は、左側の卵巣からの排卵だったのです。
通常、左右の卵巣から順番に排卵するものです。右側の子宮および卵管がないわたしにとって、右側からの排卵では意味がないのではないかと勝手に思いました。
実際、周期1で無排卵だったのは「右側から排卵したものの、子宮まで届かなかったということではないかな?」と勝手に納得していました。
ちなみに、先生はそういう意見ではありませんでした。右側の卵巣から排卵しても、左側の卵管がキャッチすることがあるらしいのです。
「そんなことあるの?」と思ってしまいましたが、実際のところ左右の卵管ってそんなに離れていないのだとか。実際、毎月ちゃんと高温期が見られる時期もありましたから、こういう現象も起こっていたのでしょう。
自己タイミングと長い高温期
一応周期3でも、自己タイミングは取ってみました。
どうせまた無排卵だと思いきや、高温期が始まったので驚きました。その高温期は3週間続き、「これはもしかするともしかするな」と思いはじめました。
クリニックで調べてもらえばいいと思って、妊娠検査薬は使いませんでした。
先生にも「妊娠検査薬は使いましたか?」と聞かれましたが、「使っていません」と答えました。クールな先生なので何とも言いませんでしたが、多分こういうタイプは珍しいことでしょう。
内診で小さな豆のようなものが見えて、「妊娠していますね」と言われました。うれしいというより、信じられない思いでした。
次の記事では、妊娠中のことについて書いています。